コンセプトルーム【ニーズに応えるリーシングは大阪市西区の合同会社grandrave】
2021/04/13
コンセプトに特化して、コンセプトルーム化する。
収益物件を運用するためのリーシング方法としては「有効な手段」の1つになります。
とあるエリアの物件購入を検討してますが、駅から50分の距離、それに伴わない駐車台数の少なさ。このような条件に輪をかけて、データ上では空室率40%というエリアであることを知りました。外的要因が影響してるのでしょう。でも低めに想定した賃料でも想定利回りは希望以上の物件です。みすみす見逃すにはもったいない気も・・・
そこでそのオーナー様は考えました。
「何とか入居率を上げる方法はないだろうか」
そこでコンセプトを設定することにしました。そのコンセプトは【高齢者ハウス】にすること。全8室をすべて高齢者のために賃貸しようと。そうすることで、駐車場の少なさは懸念点ではなくなり、送迎がある、もしくは活動範囲がそう広くはないので駅距離もそこまで気にならない。そして何より生活保護者が入居すれば安定した賃料が見込める可能性もある。
しかし、コンセプトを打ち出すだけでは入居促進には至りません。
そこで高齢者の状況に応じて、手すり設置やバリアフリー化など「ニーズ」にも応じました。そのぐらいなら大きな費用はかかりません。
そのコンセプトは見事にハマりました。空室率40%というエリアデータを跳ねのけて、ここ数年は満室稼働が続いているという結果を得ることができました。
ここで大事なポイントは「コンセプトを明確にした」こと、そしてニーズに応えるために「手を加えた」こと。
これが他物件との差別化になり、安定した運営ができた要因かと思われます。
結果的に、社会貢献もしているという結果に結びつくので面白いものですね。
物件の状況と賃貸ニーズにもよりますが、弊社もそのようなニーズに応えるリーシングのお手伝いでができればと思いますので、いつでもご相談くださいませ。